御嶽山 世田谷区 御嶽山 世田谷区 御岳山古墳 所在地:世田谷区等々力1-18 御嶽山古墳は、等々力1丁目、等々力不動近くで目黒通りに面してあり、東京都指定史跡である。
御岳山古墳 所在地 世田谷区等々力1-18 指定 昭和55年2月21日 御岳山古墳は、多摩川の左岸、標高31mの舌状地先端部に位置しており、西側には等々力渓谷を臨んでいます。世田谷区野毛から大田区田園調布にかけて多摩川左岸の台地緑辺部一帯には、連なるように50数基から成る茂原台古墳群が形成されており、本古墳はこのうちのひとつです。西方には野毛大塚古墳(都指定史跡があり、これに次ぐ規模を有しています。全長57m、現在高7mを測り、野毛大塚古墳と同じく帆立貝形です。河原石による葺石、円筒埴輪を伴い、5世紀後半から6世紀中葉の築造と考えられています。 学習院大学の調査によって、埋蔵施設である内部主体は、木間を粘土で覆った粘土かくであると推定されています。副葬品として内行花文を文様とする七鈴鏡(都指定有形文化財)、短後甲、直刀等が出土しており、特に短甲は二領分の破片があり、その製作時期が五世紀後半に位置づけられます。 |