江戸三大閻魔様

閻魔とは、密教で、地獄に堕ちる人間の生前の善悪を審判・懲罰するという地獄の主神。
経典によっては地蔵菩薩の化身をいう。
江戸時代、陰暦1/16、7/16を閻魔王の斎日(地獄の釜の蓋が開く日)。

江戸三大閻魔様は、

善養寺 豊島区西巣鴨4-8-25
最寄り駅 巣鴨駅、都電荒川線庚申塚

太宗寺 新宿区新宿2-9-2
都営地下鉄新宿線「新宿三丁目駅」徒歩5分

華徳院  杉並区松の木3-32-11
都営地下鉄丸の内線・新高円寺駅 徒歩1分

善養寺の閻魔様
お堂内に設置されている閻魔様は、近づくとライトアップされ、ほんのわずかな扉の隙間から、お姿を見ることができる。
けれど、カメラで上手く撮れない。
説明によると、
薬王山廷寿院といい天長年間に上野山中で開基され上野寛永寺の末寺となった。明治四五年(1912)鉄道線路敷設の為に下谷善養寺町から現地に移転。
閻魔堂には、高さ3メートルにおよぶ閻魔像が安置されている。



太宗寺の閻魔様
境内にある閻魔堂内に安置されている閻魔像は木造で、高さ5.5m、文化11年(1814)に現在地に安置され関東大震災で大破し、像は昭和8年再建。
閻魔像は文化11年に建立されたが幾度かの災害に合い、建立時の原形留めているのは胸部のみで、それ以外は改修につくられたものである。






閻魔堂
ここに閻魔様が安置されています。
ボタンを押すと、60秒間明かりが点灯し、閻魔様を見れことができます。











華徳院の閻魔様
地下鉄丸ノ内線の新高円寺駅から2分ほど西北の場所。
本堂内にあるのだろうが扉の隙間から覗くが姿がはっきり見えない。ぼんやりと見えるが・・・。
華徳院は、称光山長延寺といい下野佐野で開創、霞ヶ関、浅草須賀町、移り大正2年に墓所がこの地に移転、その後関東大震災後に本堂を現地ここに再建した。
江戸時代、華徳院は閻魔堂と云われ、正月と4月の16日は参詣人で賑わったとつたえられる。



深川ゑんま堂  特別
日本最大の閻魔大王座像 (全高3.5m 全幅4.5m 重量1.5t 寄木造り)

賢臺山 法乗院
深川 ゑんま堂
〒135-0033 東京都江東区深川2-16-3